新刊通知

我ら牙持つ狼なれば

御山の総力をあげての『総動員』より早十年。新人自衛部隊員犬走椛が配属されたのは、十年前の大敗北以降『負け犬』と呼ばれ続ける男の配下。椛の友人にしてその男の娘たるはたての人生に暗い影を落とし、はたてが引き籠る要因を作り上げた白狼、敗戦の将たる姫海棠が率いる第三小隊。反発心と職務の間で揺れながらも椛たちが一端の兵となりつつあるその裏では、十年前の猛威の残滓が少しずつ蠢動し始めていた。そして遂に姿を現した怨敵を前にして、一丸となれない第三小隊の取るべき道とは――?己が戦う意味は何処にありや?この話の主人公はまったく可愛くありません。可愛くないのでちゅっちゅもしません。この話の主人公は特別な存在ではあ
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